T細胞との違いとは

体内には細菌やウイルスなどの病原体だけでなく、突然変異によって発生するがん細胞などの危険にさらされています。しかし、人間の体内にはそういった病原体から身体を守る免疫システムを持っているのです。そのため、人間は健康に生活ができます。そして、免疫システムの中でも特に重要な役割を持っているのが免疫細胞なのです。

胎児免疫細胞には単球系、顆粒球系、リンパ球系の三種類がありますが、NK細胞はリンパ球系に含まれています。このリンパ球系にはT細胞と呼ばれる細胞もあり、病原体や異常細胞を見分けて攻撃をする機能を持っているのです。そのため、T細胞も頼もしい免疫細胞ですが、樹状細胞などから攻撃指令が無ければ働いてくれません。しかし、同じリンパ球系であるNK細胞は単独で体内をパトロールしており、がん細胞やウイルス感染細胞を見つけるとすぐに攻撃を始めるのです。がん化した細胞やストレスを受けた細胞を独力で見つけることができることから、ナチュラルキラー細胞と呼ばれました。

NK細胞はT細胞と比較して原始的な細胞と思われていましたが、最近はNK細胞も複雑で高度な働きをすることが分かりました。たとえ妊婦だったとしても、胎児に悪影響を与えないように高度な機能で調節しています。


このエントリーを Google ブックマーク に追加
Pocket